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【東京】

<東京人>手書きを味わう−偏愛文具 手帳、メモに にじむ人柄

手帳類図書室では、1時間1000円で、手帳や日記、ネタ帳を読むことができる(木村琢也撮影)

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 参宮橋にあるギャラリー「Picaresque(ピカレスク)」の奥に、少し変わった図書室があります。ゲームプログラマー・志良堂正史さんが開設した「手帳類図書室」。書棚には、一般人の手帳や日記、ネタ帳などが並びます。平成以降に書かれたものがほとんどで、いずれも公開を前提に寄贈されたもの。来訪者は、「女性・Wさん・二十代・帰国子女」「男性・M氏・六十代・デザイナー」など、所有者の属性が簡潔に記された目録から気になるものを選び、その場で読むことができます。

 還暦を迎えるデザイナーの手帳には、展示のチラシや新聞の切り抜きが貼られ、分厚くふくれあがっています。壮大なるインプットの記録であり、制作への情熱が伝わってきます。二十代美大生の手帳には、本人だけでなく友だちのものと思われる落書きも。彼女にとって、手帳は隠すものではないのでしょう。業務管理や効率化を目指すビジネス用の手帳とは異なり、気ままに書き込まれたその手帳を眺めていると、なんとも朗らかな気持ちになります。

 さて、気になるあの人は、手帳やノートに、どんな文字でどんなことを書いているのでしょうか? そんな興味から、「東京人」12月号「偏愛文具」特集では、建築家・隈研吾さん、作家・堀江敏幸さん、ミュージシャン・菊地成孔さん、料理研究家・高山なおみさんらの、ノートや直筆原稿を公開。人柄がにじむ文字の魅力とともに、愛用の文具も教えていただきました。(「東京人」編集部・山上さくら)

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 「都市を味わい、都市を批評し、都市を創る」をキャッチコピーに掲げる月刊誌「東京人」の編集部が、12月号の記事をもとに都内各地の情報をお届けします。問い合わせは、「東京人」編集部=電03(3237)1790(平日)=へ。

 

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