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【東京】

演芸、のど自慢に今年も全力 葛飾・葛西神社 8、20日 酉の市で

演芸バラエティーショー、のど自慢への来場や参加を呼びかける(左から)野口寅次郎さん、絵川ゆうこさん、牧のぼるさん=台東区で

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 葛飾区の葛西神社(東金町六)の神楽殿で、酉(とり)の市がある「一の酉」の八日夜、恒例のバラエティー演芸大会が開かれる。「二の酉」の二十日夜には、素人のど自慢大会を開催。鐘をたたく芸人の牧のぼるさん(65)は、審査の結果を音で告げ続けて四半世紀となる。 (井上幸一)

 一の酉の演芸大会は「牧のぼる出演二十五周年」と銘打ち、牧さんの時事漫談、先輩芸人の野口寅次郎さん(69)の寅さんの物まね芸などが目玉。演歌歌手の絵川ゆうこさん(年齢非公表)が新曲「しあわせ迷(まよ)い子」などを歌い、浅草の舞台で活躍する女性コンビ「くれないぐみ」がコント、漫才を披露する。風船アーティストによる子どもへのプレゼントもある。

 二の酉ののど自慢は、戦前の民謡大会からの伝統を誇る。「NHKのど自慢」で使われていた初代とされる鐘を使用。司会はNHKの元アナウンサーが長年務めていたが、体調を崩し一九八八(昭和六十三)年に野口さんに交代した。

 「自分で手を挙げたが、プロのアナの後にできるのかと、当初は厳しい目で見られた。江戸弁の元気の良さ、テンポで続けてきた」と野口さん。一の酉の今回の演芸大会は「出演三十周年」を掲げたが、「よく調べてみると、それ以上だった」と笑う。

 牧さんは一九九四(平成六)年から、野口さんに誘われ、司会助手、鐘たたきとして参加。四本の金属の筒がぶら下がる鐘は、最後の音がよく響かなくなったが、「鳴る限りは、たたいていく」。「個人商店が減って、商売繁盛を願う熊手の売り上げも減っている。それでも酉の市の風習を盛り上げていきたい」と、演芸にも、鐘たたきにも全力で臨む構えだ。

 葛西神社はJR・京成線の金町駅から徒歩十分。八日、二十日とも午後七時から。問い合わせ、のど自慢の出場申し込みは、社務所=電03(3607)4560=へ。のど自慢は、当日の飛び込み出場もできる。 

葛西神社にある「NHKのど自慢」で使われた初代とされる鐘=葛飾区で(2012年撮影)

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