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【東京】

杉並・西荻窪商店会連合会の補助金不正 検証委「区対応、不備も」

 杉並区の西荻窪商店会連合会が二〇一四〜一八年度、イベント開催に絡んで都と区の補助金を不正に受給した問題で、区の検証委員会が五日、調査結果を公表した。不正の責任は連合会にあるとした上で、「区の検査が十分でなかったことが不正の発見の遅れにつながった面が否めない」と区の対応の不備も指摘した。

 報告書によると、不正受給は総額約九百七十五万円。イベントへの団体の出演料の領収書六通を偽造して約百十七万円、協賛金の収入を実際よりも少なく計上して約八百五十八万円を受け取っていた。

 検証委は八月から、連合会の関係者ら四十四人から聞き取り、帳簿類を調べた。検証委の調査に、連合会の当時の会長や会計担当者が不正に関わり、不正受給分を補助対象外の飲食費などに充てたと認めた。

 都は不正受給を含む補助金の全額約千九百二十万円の返還と、違約金約四百九十万円を請求し、区は既に支払った。都の補助金が区を通じて支出されたための措置。

 区は今後、都に支払った約二千四百万円と区からの不正受給分の約五百万円の計約二千九百万円を連合会に請求する方針。詐欺罪に当たる可能性もあり、警視庁にも相談している。 (松尾博史)

 

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