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【東京】

幸せトリこめ 台東 鷲神社で一の酉

鷲神社の境内に並ぶ熊手

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 江戸時代から毎年十一月の酉(とり)の日に行われ、浅草に冬の訪れを告げる酉の市が八日、「おとりさま」の愛称で知られる台東区の鷲(おおとり)神社(千束三)で開かれた。境内には「福をかき込む」とされる縁起物の熊手がところ狭しと並び、買い求める参拝客でにぎわった。 (天田優里)

 伝統神事の酉の市は「一の酉」で午前零時から始まり、例年通り約九十の露店が並んだ。来年の干支(えと)のねずみをあしらった熊手や「ますます発展するように」との語呂合わせから升に入った置き熊手などを、参拝客が購入するたびに、家内安全や商売繁盛を願う三本締めが響いた。

 さいたま市の熊手商店「西藤(にしふじ)」三代目の西野豊さん(53)は「毎年、新しいデザインの熊手を作っている。お客さまが幸せになるよう願って、これからも作り続けたい」と話した。熊手を買った江戸川区の経営者の男性(42)は「熊手を鷲神社で買うのは二回目。商売繁盛を願って、自宅に飾りたい」と笑顔を見せた。

 高さ約六メートル、幅約五メートルで日本一の認定をされた江戸飾り大熊手の展示や、災害復興支援のための熊手チャリティーオークションもあった。

 二十日に「二の酉」が開かれる。

来年の干支のねずみをあしらった熊手=いずれも台東区で

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