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【東京】

<秋季高校野球>国士舘が連覇果たす 来春センバツ出場が濃厚

最後の打者を打ち取り、マウンドに集まる国士舘ナイン=いずれも神宮球場で

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 投打の柱がセンバツ切符をたぐり寄せた。高校野球の秋季都大会は十日、神宮球場で決勝があり、国士舘が6−0で帝京を破って2年連続7度目の優勝を果たした。秋の成績は、来春の選抜甲子園大会の出場校を決める資料となる。国士舘の出場は確実となった。 (加藤健太)

 国士舘は三回、内野安打と四球で2死一、三塁とし、3番清水武蔵選手(1年)が左中間へ2点適時二塁打。「先制したらチームが勢いに乗ると思ったので」と甘く入ってきたスライダーを狙い打ちした。

 先発した中西健登投手(2年)は、準決勝の城東戦に続く完封勝利。抜群の安定感をみせた右腕を、永田昌弘監督は「疲れていただろうが、気持ちで腕を振ってくれた」とたたえた。

 秋連覇は二〇〇〇年〜〇一年の日大三以来。来春の選抜甲子園大会に向けて、鎌田州真主将(同)は「勝負強さを磨いて全国の舞台でも勝てるチームにしたい」とさらなる成長を誓った。

 一一年夏以来の甲子園出場を目指した帝京は、日大三や関東一などを破って勝ち進んだが、大一番で力負け。3度の全国制覇を経験している前田三夫監督は「もう少し打てると思ったが…」と残念そうだった。選抜甲子園大会に東京から2校が選ばれる年もあるため、帝京も可能性を残した。

 ▽決勝

帝京

000000000|0

00410100x|6

国士舘

(帝)田代、柳沼、武者−新垣

(国)中西−吉田

◆緩急つけ帝京打線を完封 国士舘2年・中西健登投手

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 2安打完封した国士舘のエース中西健登投手(2年)は「連戦の疲れがあったので、相手をごまかす投球を心掛けた」と、してやったりの表情で振り返った。

 ごまかす秘策は球速差だった。「直球をいかに速く感じさせるか」と考え、緩いシンカーをあえて多投した。錯覚させられた強打の帝京打線は、決して速い部類ではない120キロ台の直球に凡打を重ねた。

 すらっとした身長186センチ。素質を見込まれて高校入学後に投手に転向した。打っても2安打2得点と躍動した背番号1は「無駄な四死球が多いのを修正しなければ」と反省も忘れなかった。 (加藤健太)

 

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