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【東京】

中高生向けに学びの場 アパートの部屋借り改修 府中で来年始動へ

自分たちで部屋を改修する関谷さん(中)ら=府中市で

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 府中市でまちづくりの活動をしている若者の団体が、中高生向けに学びの場をつくろうと計画し、アパートの部屋を借りて改修作業を進めている。大学生や大人との交流を通じ、生徒たちの成長を後押しする。オープンは来年二月の予定で、今月三十日までクラウドファンディングで必要経費百八十万円を募っている。 (松村裕子)

 団体は、二〇一七年から空き家の活用や食品ロス削減を手掛ける「Youth Action for Fuchu」。学びの場づくりは、メンバーの同市市民活動センタープラッツ職員の関谷昴(すばる)さん(26)が発案し、約二十人が参加して十月から部屋の改修を始めた。自分たちで壁を取り払ったり、天井にペンキを塗ったりしている。

 アパートは京王線多磨霊園駅近くの同市清水が丘にあり、部屋の間取りは3DK。中高生の可能性を広げたいとの思いから、ラテン語で能力を意味する「Posse」と名付けた。

 計画では、Posseには多目的スペースや和室などを整備。平日は学校の放課後に合わせて夕方、土・日曜は午後から、いずれも午後九時ごろまで開館し、大学生や地元の住民らが常駐する。地域で活動する人や、研究者の話を聞くイベントも催す。

 中高生は気軽に立ち寄ることができ、会話を楽しんだり、勉強をみてもらえる。自習や読書をして過ごすこともできる。家賃などの運営費を賄うため、月額五千円程度、一回五百円程度の有料制にする予定。

 関谷さんが働くプラッツでは週一回、ボランティアの大学生が中高生に勉強を教えるカフェを開いているが、利用者から「やらされる勉強でなく、おもしろいことを学びたい」と聞き、新たな居場所づくりを思い立った。「中高生がいろんな人とかかわることで、新しい発見や活動につながれば」と話す。メンバーで同市の明治大二年大谷恭平さん(20)は「高校生のときプラッツで大学生らと仲良くなれた。同じ体験をしてほしい」と願う。

 クラウドファンディングのサイトは「FAAVO」。問い合わせは関谷さん=電080(7966)9960=へ。

 

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