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【東京】

都道計画、割れる意見 来月8日の小金井市長選 出馬予定者が公開討論会

討論の前に手を合わせる立候補予定の3人=小金井市で

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 十二月八日投開票の小金井市長選に、いずれも無所属での立候補を表明している現職の西岡真一郎さん(50)、前市議の河野律子さん(51)、前市議の森戸洋子さん(63)の公開討論会が十八日夜、市内であった。三人は約二百八十人の聴衆を前に、まちづくりなどについて議論を交わした。小金井青年会議所の主催。

 主な争点となるとみられるのは、市を東西に貫く「小金井3・4・1号線」と、南北に走る「小金井3・4・11号線」の二本の都道計画。三人の意見は分かれた。

 西岡さんは3・4・1号線の一定区間での路線変更に触れた市の都市計画マスタープラン(基本計画)を「尊重する」とし、「はっきり『見直すべきだ』と都知事に申し上げた」と述べた。3・4・11号線には「市民の理解が十分と言えず、現時点では賛同しかねる」と慎重な姿勢を示した。

 河野さんは「道路は都市と都市をつなげるもので、都市防災の観点からも整備が必要」と推進の立場を示した。その上で、野川の水と緑の回廊で包まれる地域特性と、道路整備の調和をどう図るか都側と協議する考えを示し「調和を見定め、道路をつくっていきたい」と語った。

 森戸さんは「市民の宝であるはけ(国分寺崖線(がいせん))の自然や野川の環境を破壊することになり、同意できない。(二本とも)計画は廃止すべきだ」と主張した。市長に当選した場合は「計画の廃止の根拠を明確にした市の見解を都に提出し、交渉する」とした。

 停滞している武蔵小金井駅北口再開発では、西岡さんは「新しいにぎわいの空間に生まれ変わる街づくりが必要。市と地権者と話し合いながら推進したい」、河野さんは「南口からの広場のつながり、回遊性や公共施設のフロア確保が必要。駅の玄関口として早期整備を進めたい」とそれぞれ前向きな姿勢を示した。森戸さんは「超高層ビルが三つも建った南口と同じような街をつくって発展するだろうか。まずは皆さんと話し合うことが第一だ」と述べた。 (花井勝規)

 

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