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【東京】

中世ドイツの彫刻家 ティルマン・リーメンシュナイダー 作品研究、練馬で撮影写真展

写真展で展示する作品のひとつ。リーメンシュナイダーが手掛けた聖母マリアの彫刻を撮影した

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 中世ドイツの彫刻家ティルマン・リーメンシュナイダーの愛好家で、その作品の研究や撮影を続ける福田緑さん(69)=清瀬市=の写真展が、23日から練馬区栄町の「ギャラリー古藤」で開かれる。教会に差し込む夕日が照らす聖母マリアなど約40点を展示する。 (松尾博史)

 リーメンシュナイダーは一四六〇年ごろに生まれ、キリスト、聖母マリアらの聖人像や祭壇、宗教彫刻を手掛け、一五三一年に亡くなったとされる。その作品はドイツなどの博物館や美術館、教会に展示されている。

 福田さんは東京学芸大を卒業後、都内の小学校の教員を三十年余り務めた。一九九九年にドイツ旅行した際、本で知っていたリーメンシュナイダーの作品を見て、引き込まれた。キリスト教徒ではないが、「作品からあふれ出る静謐(せいひつ)さや敬虔(けいけん)な祈りの表現に魅了された」と振り返る。

 これまでにドイツを十六回訪れ、各地の作品を見て回った。撮影が認められた場所ではカメラに収め、習得したドイツ語を使って博物館などに掲載許可を取り、写真集三冊を自費出版した。

 写真展は、知人らの勧めで初めて開く。福田さんは「リーメンシュナイダーの作品は細かく丁寧に彫られ、見る角度によって顔の表情の雰囲気が異なる。彼の作品を多くの人に知ってほしい」と話す。

 十二月七日まで。無料。無休。問い合わせは、ギャラリー古藤=電03(3948)5328=へ。

写真集を手にリーメンシュナイダーの魅力を語る福田緑さん=清瀬市で

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