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【東京】

三鷹駅前に人工の森 市、再開発イメージ案 地権者や市民意見を反映

 三鷹市は、停滞しているJR三鷹駅南口中央通り東地区の再開発事業を前に進めるため、子どもの総合拠点「子どもの森」(仮称)の整備に向けたイメージ案をまとめた。人工の森など緑あふれる空間を演出する。これをたたき台に、市は地権者や市民の意見を反映しながら具体的な事業計画作りに入り、三、四年以内の都市計画決定を目指す。 (花井勝規)

 対象となる再開発エリアは、南口の中央通り東側の三鷹センターのビルや駐車場がある約一・五ヘクタールで、都市再生機構(UR)が最大の地権者。以前から再開発が課題になっていたが、URや他の地権者、市の間で合意が得られず、河村孝市長が今春の市長選で目玉公約の一つに「子どもの森の構想」を打ち出し、調整を進めている。

 市が作成したイメージ案は、低層の商業施設、円形の広場、文化交流拠点、高層住宅などからなる。商業施設の屋根部分はドーム状にし、その上に木を植えて人工の森を作るほか、壁面緑化も積極的に採り入れる。施設内部には、天井に延びる書棚を中心に配置し、らせん階段や天窓がある。

 円形広場は「森の中の広場」を念頭に、子どもから高齢者まで幅広い層が利用できるにぎわい空間を想定。駅前中央通りから一本東側のしろがね通りは「おしゃれな遊歩道」をイメージし、カフェなどが集まる店舗展開を想定している。

 市は「誰もが訪れたくなるような魅力的な空間を目指す。今回の案をたたき台に、地権者や市民と意見を交わし、事業の具体化を図りたい」(都市再生部)という。都市計画決定後に既存建物の解体や施設建設に費やす時間を考慮すると、完成は早くて八〜十年後になりそうだ。

 河村市長は、緑の多い三鷹市のシンボル的な施設にすることを念頭に「外観イメージはスタジオジブリの『天空の城ラピュタ』に近い」と語っていた。

三鷹中央通りのスクランブル交差点から見た再開発エリアのイメージ

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森と広場のイメージ(いずれも三鷹市提供)

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