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【東京】

江戸末期、千代田区は水に囲まれた町だった 区が古地図復元、全世帯に配布

千代田区が配布を始めた古地図。指先は会津藩主・松平容保の屋敷=千代田区で

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 千代田区は、江戸時代末期の一八五六(安政三)年の区の様子を復元した古地図を、区内の全世帯に当たる約三万七千世帯へ配布している。

 二年に一度、配布する区の施設案内図の更新に合わせて作った。裏には現在の地図が印刷してある。表裏を見比べると、かつて北は神田川、東西は外堀など、同区のほぼ全域が水に囲まれていたが、今では堀などの一部が埋め立てられ、道路に変わったことなどが分かる。

 桜田門外の変(一八六〇年)で暗殺された彦根藩主・井伊直弼(なおすけ)や、後の戊辰(ぼしん)戦争で新政府軍に敗れた会津藩主・松平容保(かたもり)らの屋敷も確認できる。区の担当者は「区内の歴史に思いをはせるきっかけに」と話す。

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向け、来年度には英語版も作り、国内外から千代田区を訪れる人に配るという。 (梅野光春)

 

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