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【東京】

D51の雄姿復活へ手助けを 昭島市が改修計画 寄付では800万円目標

風雨でさびや破損が目立つ昭島市立昭和公園のデゴイチ(いずれも同市提供)

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 雄姿復活に手助けを−。昭島市は二〇二〇年度事業で、市立昭和公園で屋外展示している「D51形蒸気機関車(SL)」(愛称・デゴイチ)の改修を計画し、市民らに費用の寄付を募っている。劣化が進み、現在は安全性の問題から立ち入りを制限しているが、市は子どもらが運転席などに入れる公開展示に戻したい考えだ。 (布施谷航)

 公園のデゴイチは一九四〇(昭和十五)年の製造。関東や東北で活躍して七〇年に引退し、翌年に市が旧国鉄から貸与を受けた。園内で子どもたちの遊び場として親しまれたが、風雨にさらされて、さびや破損が目立つようになり、二〇〇八年に柵が設けられて立ち入りできなくなっている。

 改修は製造から八十年、展示から五十年を迎えるのを前に「市民に愛される姿を取り戻したい」と計画。運転席周辺の補修、本体の塗装や板金などを施す。事業費は千六百万円で、市が半分の八百万円を負担し、八百万円を寄付で集めることにした。九月から順次、市役所での払い込みやクラウドファンディングなどで募集を始めた。二十五日現在で計約三百万円が寄せられているという。

 一万円以上の寄付者は、改修後に車体の脇に設置する銘板に氏名を掲載。十万円以上を寄付すると、二〇年度中に予定するお披露目イベントで、仕上げ塗装に参加できる特典がある。

 募集は種類によって期限が違うが、来年十二月まで続ける。問い合わせは市財政課=電042(544)5111、内線2382=へ。

子どもたちに親しまれていたころのデゴイチ(1973年撮影)

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