東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

やなせたかしさん遺志継ぐ 生誕100年記念、来月7日講演会

ハットくんのイラストを持つ吉川ゆり子さん(左)とやなせさんの伝記や講演会のチラシを紹介する阿部昭雄さん=新宿区で

写真

 二〇一三年に亡くなった人気アニメ「アンパンマン」の原作者、やなせたかしさんの生誕百周年を記念した講演会が十二月七日午後四時から、新宿区四谷地域の四谷区民センター(内藤町)である。やなせさんが生前暮らした同地域の住民でつくる四谷地域センター運営委員会が、遺志を受け継ごうと企画した。 (中村真暁)

 やなせスタジオなどによると、やなせさんは一九一九年二月生まれ。九十四歳で亡くなるまで約六十年間、四谷地域で暮らした。地域の祭りなどにも顔を出し、区民センターのイベントで、自ら歌い、踊り、周りを楽しませたこともあった。鑑賞した同委員会副会長の吉川ゆり子さん(71)は「気さくで、だれにも優しい気持ちで接する人だった」と思い出す。

 二〇〇二年には住民の希望に応えて、区民センターのマスコット「ハットくん」を寄贈した。上品な帽子をかぶり、四谷地域のテーマカラーでもある赤のちょうネクタイを着けた男の子で、現在も着ぐるみとなって、地域で活躍している。

 講演会のタイトルは「アンパンマン誕生の秘密〜アンパンマンに込めたやなせ先生の想(おも)い〜」。開催を提案したのは、運営委員会副会長の阿部昭雄(てるお)さん(88)。やなせさんの伝記「勇気の花がひらくとき」を読み、「自分よりも人を助けるアンパンマンの精神に感動した。一人でも多くの人に伝えたい」と感じたという。

 講演会では、伝記の著者でやなせさんが編集長を務めた雑誌「詩とメルヘン」で編集者を務めたノンフィクション作家の梯(かけはし)久美子さんが、アンパンマンに秘められたメッセージを話す。

 参加対象は中学生以上。会場にはハットくんと、やなせさんが寄贈した区の防犯マスコット「新宿シンちゃん」も登場する。問い合わせは、四谷地域センター運営委員会事務局=電03(3351)3314=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報