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【東京】

<東京2020>まるでスパイダーマン 日野第八小、体育にクライミング導入

ホールドを使って壁を登る児童=日野市で

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 日野市立日野第八小学校(三沢)は、開校五十周年記念で体育館にクライミングウオールを新設し、二〇二〇年東京五輪で正式競技になるスポーツクライミングを全学年の体育の授業に取り入れた。ウオールを設置している学校はあるが、授業は珍しいという。内容や指導法を研究しながら実施しているが、児童たちは新しいスポーツに興味津々で取り組んでいる。 (松村裕子)

 「スパイダーマンみたいだ」。友達が壁を登る姿を見て児童が声を上げた。一年生は「忍者修行」と名付けた授業で、壁登りの術になぞらえてクライミングに挑戦。赤、青、黄色のホールドに足や手をかけて登り、壁の上方に張られた秘伝の巻物にタッチする。

 授業で初めてクライミングをした大塚真惶(まさと)君(7つ)は「少し難しいけど、上まで登れるとうれしい」と話し、宇野会(かい)君(6つ)は「スリルがあって楽しい。将来はクライミングの選手になりたい」と目を輝かせた。

 同校によると、クライミングでは、▽体のバランスをとる▽体を移動する▽用具を操作する−といった体づくりのための運動ができる。中学年は手だけ、高学年は手足とも特定の色のホールドだけを使って登るなど、学年に応じて難易度を変えている。床にマットを敷き、必ず教員ら大人が見守るなど安全にも配慮している。

 ウオールは十月、二カ所に取り付けた。いずれも一・八メートル四方。同校は二〇年に向け、パラトライアスロン競技応援校になっており、五輪・パラリンピック教育に力を入れる。松永式子校長は「新しい競技なので興味をもって取り組める。将来、五輪選手が誕生すればうれしい」と話す。

 

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