東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

王道や新風 自慢の筆 書道「大東展」が開幕 上野の都美術館

巧みな書が並ぶ大東展の会場=いずれも台東区で

写真

 「東京新聞」の題字を揮毫(きごう)した書家の三村秀竹(しゅうちく)さん(1905〜96年)が創設した書道団体「大東書道院」(石川翆流(すいりゅう)会長、本部・墨田区)が主催する第68回「大東展」(東京新聞など後援)が13日、台東区上野公園の東京都美術館で始まった。 (井上幸一)

 今年は同人、公募などの百六十三点を展示している。一般応募者の最優秀の東京新聞賞には、高沢昌柚(しょうゆう)さん(板橋区)の「七言律二首」と、田中桜節さん(日野市)の「李白詩」が輝いた。

 前田灑竹(さちく)事務局長は、高沢さんの作品を「自在な動きで若々しく、新鮮さを感じる。新しい風」と解説。田中さんの作品は「柔らかい流れで、創設者の王道を行く動き。構成が良くできている」と評した。

 次世代育成のため、会の書道教室に通う中学生以下の作品を掲示した「大東教育書道展」も併催している。二〇一五年から始めて五回目で、今年は二百八十二点が出展された。特選のうち、最優秀の大東書道院賞は中学二年の網野翼さん(埼玉県羽生市)、これに次ぐ全日本書道連盟奨励賞は小六の南亜泉(つぐみ)さん(同県狭山市)、中三の小早川真莉さん(羽生市)の二人が選ばれた。

 教育部の部長で、教育書道展責任者の伊藤南枝(なんし)さんは網野さんの作品を、「中学生だからできるちゅうちょのない筆遣い。筆の入れ方、はらい方がしっかりしている」と評価した。

 会場では十四日午後二時から、筆で色紙を書くワークショップを開催。小中学生が対象で、参加無料。

 十九日まで(十六日は休館)。午前九時半〜午後五時半(最終日は同二時半)。入場無料。 

(左)東京新聞賞・田中桜節さんの「李白詩」(右)東京新聞賞・高沢昌柚さんの「七言律二首」

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報