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【東京】

渋谷高でLGBTセミナー 生徒2人が自主企画し区協力

 渋谷教育学園渋谷高校(渋谷区)で13日、LGBTなど性的少数者の課題を考えるセミナーが開かれ、中高生約30人が参加した。企画したのは、2年の杉本絢香さん(17)と遠藤可奈子さん(17)。区が開催に協力した。 (奥野斐)

 杉本さんと遠藤さんは、LGBTについて「日常生活で『普通じゃない』というような発言を聞き、少しでも皆が課題を知り、意識が変われば」と考え、開催を思い立ったという。二人はセミナーで、「何げない発言も、当事者を傷つけることがある」などと説明した。

 セミナーには、長谷部健区長も参加した。二〇一五年に導入した同性パートナーシップ制度について説明し、「民間企業がパートナーシップ証明を活用してくれたことが、世の中の空気を変えた。当事者だけでなく、周りの人が変わることが大切」と話した。

 区が行うLGBT授業の講師を務めた縁で、女子サッカー選手の下山田志帆選手(24)も講演した。二月に当事者であることを公表し、「ウソをつくことなく、どこでも自分らしくプレーできる安心感がある」と語った。

 参加した生徒たちは、中高生としてできることなどを話し合った。「認識不足から来る問題も多いので、知ろうとすることが大切」「意識を変えるためには教育が重要。授業に組み込むことが必要では」などと、差別や偏見をなくすためにできるアイデアを出し合った。 

 

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