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【東京】

食べるビール 日野で誕生 トヨダビールの酵母使いパン開発

トヨダビールの酵母を使ったカンパーニュとグリッシーニ=日野市で

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 日野市のパン店「アイグラン」は、同市豊田地域で明治期に製造されていたトヨダビールにちなみ、復刻されたビールの酵母を再利用したカンパーニュとおつまみ用グリッシーニを開発した。発売は来年3月だが、新たな日野土産に育てようと、全国にPRするためクラウドファンディングで先行販売を始めた。 (松村裕子)

 カンパーニュは酸味が強く、ビールの香りがする。グリッシーニはスティック状のパンで、トヨダビールの製造過程で麦汁を搾りきった後の麦芽を乾燥させ、砕いてトッピング。市内産のトマトを練り込んだものもある。いずれもビールを取り出した後の酵母を再利用し、ライ麦や小麦粉を膨らませた。

 アイグランは日野が創業地で、四月から地元の特産品作りに乗り出した。ビールは「液体のパン」とも呼ばれ、逆転の発想で食べるビールを考えた。ビールの酵母をパン作りに使えるよう試行錯誤を重ねたという。

 岩田祐梨子営業課長(31)は「グリッシーニはトヨダビールのおつまみにぴったり。ブルーベリーなど市産農産物を使い、さらに種類を増やしたい」と話す。

 クラウドファンディングは送料込みで千〜一万円で、来年二月末まで受け付ける。三月半ば以降、カンパーニュは四百五十円(税別)、グリッシーニはビール缶をイメージした缶に五本を入れて三百円(同)で販売する予定。

 

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