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【東京】

40年代へ向け「戦略ビジョン」 「成長と成熟」 都、120のプロジェクト

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 都は二十七日、二〇三〇年までの長期戦略策定に向けた「『未来の東京』戦略ビジョン」を発表し、小池百合子知事は「成長と成熟が両立した未来の東京を実現していく」と述べた。ただ、実現にはハードルが高いものも多く、小池知事は「こうした未来の実現はもちろん容易ではないが、取り組むことが重要」と強調した。(石原真樹)

 ビジョンは四〇年代の東京のあるべき姿を描き、実現に必要な三〇年に向けた二十の戦略と、戦略を実行する約百二十のプロジェクトを並べた。一部は来年度に着手する。

 ビジョンが実現すれば、東京は「合計特殊出生率が先進国最高水準の2・07」となり少子化から脱却し、「待機児童」「介護離職」「女性活躍」は死語になる。一人当たり国内総生産(GDP)は世界トップクラスになり、「世界で最もビジネスをしたい都市に進化」する。

 また、三〇年に向けた戦略では、保育所と学童の待機児童ゼロ、経済分野で世界の都市力ランキング一位などの政策目標を明記。子どもや子育てを社会の優先課題にするための「チーム2・07(仮称)」や、5Gを活用し中小企業の生産性を飛躍的に向上させるプロジェクトなどを列挙した。

 七月には都知事選挙があることから、これらは、再選出馬が確実視される小池知事の実質的な選挙公約との見方もある。都はビジョンを踏まえ、来夏の東京五輪・パラリンピック後に長期戦略を策定する予定。

 

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