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【東京】

放課後英語教室を拡大 町田の小学生 歌やクイズ、楽しんで学ぶ

振り付きで英語の歌を歌う児童たち=町田市で

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 町田市は新年度、市立小学校二十九校で開いている小学生(二〜五年)の希望者向けの放課後英語教室を全四十二校に拡大する。英語教育に力を入れており、新年度から小学校で英語の授業が本格化することもあり、学校数を増やす。教室では歌やクイズで英語に親しみ、好きになってもらうが、先行実施する学校では児童から「英語を習うのが楽しみになった」との声が出ている。 (松村裕子)

 「ハロー」。市立小山中央小の放課後。参加した三年生は講師にあいさつし、英語で歌いながらジャンプしたり走ったりウオーミングアップ。絵を見ながら医師や野球選手など職業の単語を発音。写真の一部を見て「あなたは誰?」と英語で尋ね、答えるクイズにも挑戦した。

 教室は一回四十五分。園辺零君(9つ)は「英語をしゃべれると格好いい。歌うのが楽しい」と話し、柳田康太君(9つ)も「毎回楽しみ。もっとやりたい」と言った。講師の前原真理子さん(53)は「児童のレベルに合わせて日本語も使うなど内容を工夫している」と話した。

 教室は今、年十六回、無料で開かれている。地元の玉川大が協力し、学年ごとにカリキュラムを作り、大学院生ら講師を派遣。会話中心で一般的な授業とは異なる。

 市は二〇一六年度に二校で試行後、徐々に校数を増やしてきた。定員は一校あたり各学年十六人。希望者が多いと抽選になる。大規模校などでは申し込みが多く、担当者は「児童の意欲に応えたい」と定員増も検討する。

◆英語の校外学習 スヌーピーミュージアムでは5年生

 町田市は、商業施設などがある「南町田グランベリーパーク」(鶴間)のスヌーピーミュージアムでも新年度から、展示物を活用した英語の校外学習を市立小学校の五年生を対象に始める。

 スヌーピーは、もともと英語の四コマ漫画。展示されている翻訳付きの原画を見れば、英語の意味を推測できる。授業のプログラムは検討中だが、英語を使ってスタッフらに質問しながらキャラクター探しをするなど、動きのある内容にするという。

 同館は学級単位で無料で受け入れ、現地までの交通費は市が負担する。担当者は「学校と違う環境で、先生とは別の人と英語で話すことで、意欲的に学んでくれれば」と期待。中山三善館長は「漫画の登場人物は全員子どもで、内容は同じ世代の会話なので、楽しく学んでほしい」と話す。

 市がミュージアムを誘致した際、文化的活動拠点としての協力を求めたのをきっかけに具体化した。

 

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