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【東京】

千住に集まれ! 1010(せんじゅう)人 5月に「だじゃれ音楽祭」

2014年に行われた「千住の1010人」の様子。指揮をしているのが野村さん=足立区の中央卸売市場足立市場で(加藤健さん提供)

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 足立区にキャンパスがある東京芸術大学と、足立区、東京都などが五月に開く、街全体を使った参加型コンサート「千住の一〇一〇人in2020年」の企画発表会が十八日、墨田区内で開かれた。世界中の人々が集まる東京五輪・パラリンピックに先駆け、趣味、思想、宗教などの違いを超え、さまざまな人々が音楽を通じた場の共有を図る。

 参加する演奏者を募集しているが、プロ、アマはじめ、誰でも可。石を打ち鳴らす係などもあり、楽器が演奏できなくても構わないという。

 開催は五月三十一日。演奏者千十人が三区に分かれて集まり、隅田川の水上バス、京成電鉄の貸し切り列車、練り歩きなどで演奏しながら、フィナーレ会場の足立区・千住スポーツ公園を目指す予定。イベント全体を指揮する音楽家の野村誠さん(51)は「普段はいろんなコミュニティーにいる千十人の個性が見えたら面白い」と語る。

 野村さんは、いわゆる「音楽」とは無縁の人々も巻き込み、気軽にだじゃれを言い合いながら音楽を紡ぐ「だじゃれ音楽」を提唱する。「千住の一〇一〇人」もだじゃれから始まった。野村さんは「だじゃれには、音が同じというだけで無関係のものをつなぐ力がある」と話す。

 今回の演奏曲もだじゃれ満載。バレエ音楽「ボレロ」の演奏家に犬も加えた「ボロボロボレロ!ワンダフル!」、邦楽家が同時にさまざまな場所から演奏する「どの方角その方角」、カメラのシャッター音と楽器の「ラ」「ファ」の音で構成する「フォトグーラファー」など。

 参加無料。十九日には台東区役所、二十五日には東京芸大千住キャンパスでも発表会がある。いずれも午後二時から。問い合わせは、だじゃれ音楽祭事務局=電03(6806)1740。 (井上圭子)

 

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