東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

新庁舎に区民の交流の場 新たな世田谷区役所 来月に設計案を区HPで公表

新庁舎に誕生する区民交流スペースのイメージ図(世田谷区提供)

写真

 老朽化し建て替えられる世田谷区役所本庁舎などの実施設計案が2月に公表される。それによると、区民が自由に使える交流スペースや部屋が設けられる。また区民の意見を取り入れ、親しまれてきたケヤキ並木の保存を図った。 (岩岡千景)

 新庁舎は、東棟(十階)と西棟(五階)、それらの南にある区民会館(三階)が三角形の広場を囲み、各建物の二階を「リングテラス」という通路で結ぶ。

 東棟一階の区民交流スペースには、スクリーンなどを設置してイベントなどに使える空間ができる。スペース内には売店があり、飲食もできて憩いのひとときを楽しめるという。また、コミュニティFM放送局「エフエム世田谷」のサテライトスタジオや、行政情報を提供する「区政情報センター」などもある。

 東棟と西棟二階には区民交流室を計四室設け、閉庁時の夜間や休日に区民が会合などに使える。そのほか終日、区民が利用できる交流室も一室設ける。

写真

 区民会館はホールを保存し、演奏などの練習やリハーサルができて控室にも使える練習室を新設。楽屋なども拡充し、段差をなくすなど障害者らに配慮したユニバーサルデザインを舞台裏にも施す。

 区は二〇一七年十月に基本設計を開始。区民から「ケヤキを残してほしい」といった声が寄せられたのを受け、東棟の道路側の境界を変えた。また、非常用エレベーターを東棟だけでなく西棟にも設けたほか、近隣住宅地に配慮し、西棟の一部を五階から四階建てにするなどの変更もした。実施設計案は二月に区のホームページで公表する。

 新庁舎は二〇二〇年度中の着工を目指し、解体工事費を含めた建設工事費は約四百三十二億円。

現庁舎と区民会館がある敷地の東側には落ち着いた雰囲気を醸し出すケヤキの木が並ぶ=世田谷区で

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報