東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

八王子市長選 候補者の横顔 

 八王子市長選(二十六日投開票)には、現職と新人三人の計四人が立候補した。候補者の横顔を紹介する。 (布施谷航)

(届け出順)

◇白神優理子(しらが・ゆりこ)さん(36) 無新 共

 平和憲法学び弁護士に

 市民団体から要請され、昨年末に決断。立憲民主の都連からの推薦も受け「みんなが声を上げ、その声が生かされる政治を実現するための希望を広げたい」と初の選挙戦に臨む。

 高校生のころ、平和活動に関わるサークルに入り、平和憲法の大切さに気付いた。弁護士を志したきっかけだ。六年前に弁護士になってからは、労働事件や原爆症認定集団訴訟などに携わってきた。

 公約の一つは市内の大学生への給付型奨学金の導入。自身も奨学金で大学院に通い、今も返済が続く。「お金がないから夢をあきらめなくてはならないとの声も聞く。市民一人一人が大事にされる市政を実現したい」。愛読書は「星の王子さま」。夫と二人暮らし。

◇石森孝志(いしもり・たかゆき)さん(62) 無現<2> 自国公

 故郷・八王子に強い誇り

 「八王子は変化しているまち。『まだ伸びていく』と実感してもらえるまちづくりを進めたい」。生まれ育った八王子に、強い誇りを抱いている。

 近年、立川市に裁判所など国や都の機関が移っていく状況に、じくじたる思いを抱いてきた。「八王子は三多摩の中心であるべきだ」。その思いが、二〇一五年の中核市移行に込められている。

 「現場に出て意見を聞く」のが信条。面積が広い八王子では、それぞれの地域に歴史があり、文化がある。地域の特性を生かしながら、市民が誇りを持てる八王子を目指す。

 愛読書は司馬遼太郎の「峠」で、ゴルフや読書、ドライブが趣味。妻、長男と三人暮らし。

◇高木順一(たかぎ・じゅんいち)さん(65) 無新

 戦略特区の活用訴える

 「まちはいい方向に向かっていない。中核市になって不況感が広がっている」と現市政を厳しく批判。中核市の返上を掲げ、国家戦略特区を活用したまちづくりの必要性を訴える。

 保守系の元市議。一九九五年から五期連続で当選し、議長も務めた。自民党員だが、独自に出馬を決断し「お金を掛けない選挙というのも政策」と手弁当での選挙戦を心掛ける。

 社会福祉法人の会長として、市内外で保育園や特別養護老人ホームの運営に携わる。その経験から「地域社会に必要なのは教育」と幼児教育を充実させる必要性を強調する。

 愛読書は司馬遼太郎の「峠」。座右の銘は「敬天愛人」。長男、長女、次男と離れて一人暮らし。

◇小柳次郎(こやなぎ・じろう)さん(54) 諸新

 若者起業の必要性説く

 「後悔するよりは、やってみた方がいいと思った」。今月七日、政治団体「しょぼい政党」代表でユーチューバーの矢内東紀さんから市長選への出馬を打診された。政治の世界に縁はなく、考えてもいなかったが、その場で挑戦することを決意した。

 一九九七年、千葉県市川市から八王子市に転居し、ソフトウエア開発業を営むほか、コワーキングスペースを経営。「経済の重心が立川市などに移っているのではないかという漠然とした不安がある」と八王子の空気を分析し、若者による起業の必要性を説く。

 選挙の地盤がないため、ネットを活用した選挙戦を重視。「他候補にはない強みだと思っている」。哲学書を愛読。一人暮らし。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報