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【東京】

平和訴えた元慰安婦の生き方 立川 きょうから宋さんの写真展 

チマ・チョゴリ姿で踊る宋神道さん=韓国・広州市で(川田文子さん提供)

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 旧日本軍の慰安婦だったことを名乗り出て、二〇一七年に九十五歳で亡くなった在日コリアンの宋神道(ソンシンド)さんの写真展「となりの宋さん」が二十三〜二十六日、立川市錦町のたましんRISURUホール展示室で開かれる。地元の有志らでつくる実行委員会が多摩地域で初めて開く。入場無料。 (服部展和)

 宋さんを支援してきた写真家の李文子(イムンジャ)さんとノンフィクション作家の川田文子さん、柴崎温子(はるこ)さんが、一九九二年以降に撮影した宋さんの写真八十一点を展示する。

 宋さんは韓国・忠清南道出身。十六歳から七年間、中国の慰安所で働かされた。戦後に日本へ渡り、九三年に日本政府に謝罪などを求めて裁判を起こしたが、最高裁で敗訴が確定。二〇一一年の東日本大震災で、宮城県女川町の自宅が津波で被災してからは都内で暮らした。

 宋さんは支援者の集会などで「戦争はね、再び起こさないでな。戦争のためにみんな犠牲になったんだから」などと平和の大切さを訴え続けてきた。一九九二年に初めて宋さんに会った川田さんは「独特の表現力があり、魅力にあふれた宋さんの生き方を知ってほしい」と話した。

 二十三、二十四日は午後一〜八時、二十五日は午前十一時〜午後八時、二十六日は午前十一時〜午後五時。二十四〜二十六日は川田さんらの講演会や宋さんの裁判を記録したドキュメンタリー映画「オレの心は負けてない」(二〇〇七年)の上映会がある。問い合わせは実行委の谷口和憲さん=電080(4624)3935=へ。

会場に写真を展示する実行委のメンバーら=立川市で

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