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【東京】

羅漢捉えた2つの視点 目黒・五百羅漢寺で写真展

大和田さんと作品(左)、奥は五百羅漢像=目黒区の五百羅漢寺「羅漢堂」で

写真

 「目黒のらかんさん」と親しまれてきた五百羅漢像三百五体がある目黒区の五百羅漢寺で、特別企画写真展「五百羅漢を巡るふたつの視覚 林忠彦×大和田良」が開かれている。 (岩岡千景)

 林さんは太宰治ら文士の肖像で知られた昭和の写真家。大和田さんは一昨年、江戸末期〜明治初期の技法で羅漢像を撮影した。羅漢像が置かれた本堂や羅漢堂などに、林さん(一九一八〜九〇年)と大和田さんによる羅漢像の写真計約六十点を展示している。

 五百羅漢は、釈迦(しゃか)が亡くなった時に集まった五百人の弟子がモデルとされる。同寺の羅漢像は江戸時代に作られ、東京都の重要文化財。寺は年間三〜四体を修復保存しているが一体に約三百万円かかる。写真展は、保存を続けるため、より多くの人に羅漢像を知ってもらいたいと企画した。

 大和田さんは「お釈迦様の化身の如来などの仏像に比べ、羅漢さんは生身の人間で親しみが持てる。懐かしい人の面影や個人の生きる姿勢などを感じられる」と話す。また同寺執事で学芸員の堀研心さんは「新しい視点で羅漢像を見ていただけると思う」と勧める。

 写真展は四月二十九日まで。拝観料五百円(六十五歳以上と学生四百円)。拝観時間午前九時〜午後五時(受け付けは四時半まで)。年中無休。期間中、インスタントカメラで羅漢像撮影(三月十五日)などイベントも開催。

 詳細や申し込みは、同寺=電03(3792)6751。サイト=www.rakan.or.jp=でも案内している。

 

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