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【東京】

豊島区が落書き防止条例制定へ 池袋西口公園の被害受け

落書きへの警告を表示した池袋西口公園=豊島区で

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 豊島区は十四日、昨年十一月にリニューアルオープンした池袋西口公園(西池袋一)が直後に落書きされたことを受け、罰金規定を盛り込んだ落書き防止に関する条例を制定すると発表した。高野之夫区長は同日、会見を開き「多くの人の協力でリニューアルしたばかり。毅然(きぜん)とした態度で立ち向かう」と強い口調で述べた。 (中村真暁)

 区によると、落書き防止に特化した条例制定は二十三区で初めて。ただし街の環境浄化や防犯に関する条例で、落書きの規定があるのは十区、罰金規定を盛り込むのは三区ある。

 条例案には地域の美観の維持や、安心・安全な生活環境の確保などを目的に、区と、建物などの所有者、区民らが協力して落書き防止に努めることなどを盛り込む。警察や検察などと話し合って作るという。

 四〜五月、区民から条例案について意見を募り、六月ごろ区議会に提出。東京五輪・パラリンピック前の制定を目指す。

 区によると、昨年十二月末、同公園の柱や石張りの床など計九カ所に、スプレーのような物で落書きされているのが見つかった。以来、公園内に警告文を表示し、パトロールを行ってきた。池袋署から今月十四日、この落書きをした疑いで男を逮捕したと区に連絡があった。区は完全修復に約七百万円かかると試算している。

 池袋西口公園は、区が目指す国際アート・カルチャー都市の拠点として再整備された。ステージや大型ビジョンもあり、演奏会などが行われている。

 

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