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【東京】

国宝・迎賓館 赤坂離宮の歩み紹介 1964年、五輪組織委置かれる 港区で特別展

1964年東京五輪ゆかりの品々が展示されている特別展=いずれも迎賓館で

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 国宝・迎賓館赤坂離宮(港区元赤坂)には、1964(昭和39)年東京五輪の組織委員会事務局が設置されていた。そうした歴史を紹介する「迎賓館赤坂離宮特別展〜1964年東京オリンピックがつくられた場所〜(歴史と写真展)」が同館で開催されている。同館の一般参観は普段もできるが、それ自体、いまひとつ知られていないようだ。一部を除いて予約をしなくても見学できる。

 〇九(明治四十二)年に東宮御所として完成し、七四(昭和四十九)年に迎賓館として開館した。それに先立ち、六四年東京五輪の大会運営を担う組織委員会事務局が六一〜六五年に置かれていた。

 開催中の特別展では、準備に追われる当時の五輪組織委職員らの生き生きした表情をとらえた写真など、迎賓館の歩みを三十五枚のパネルで紹介している。当時の金・銀・銅メダルや日本選手団のユニホーム、聖火トーチなど記念の品々の展示もある。

 迎賓館は二〇一六(平成二十八)年から、国賓接遇などに使用する期間を除き、有料で一般公開している。和風別館は予約が必要だが、本館と前庭は予約不要。日下正周(くさかまさちか)館長は取材に対し、「年間約五十万人が見学に来られるが、七割が関東近県の方。明治時代にこれだけの宮殿ができたことは奇跡に近い。ぜひ全国からご参観いただければ」と話した。

 特別展開催中の本館と前庭の参観料金は、一般二千円、大学生千五百円、中高生五百円。水曜休館。三月十日までの予定だが、国賓接遇などで休館したり、開催期間を変更したりすることがある。屋外では撮影してよいが、館内は撮影禁止。問い合わせはテレホンサービス=03(5728)7788=へ。

当時の五輪組織委の取り組みなどを紹介したパネルが並ぶ

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