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【東京】

東大和市職員の活躍紹介 84年パラ陸上で金メダル 市役所で企画展

会場で金メダルを手にする小川則之さん=東大和市で

写真

 一九六四年の東京五輪や過去のパラリンピックと東大和市との関わりを示すメダル、写真などを集めた企画展が、市役所一階市民ロビーで開かれている。八四年のパラリンピックに出場し、陸上競技で金メダルを獲得した市障害福祉課長の小川則之さん(59)の活躍も紹介している。二十八日まで。 (服部展和)

 八四年のパラリンピックは、米国ニューヨークと英国ストークマンデビルの二カ所で分離開催。二十四歳だった小川さんは、英国で行われた車いすの陸上競技五種目に出場し、男子スラロームで金メダルを獲得した。

 スラロームは、ピンが置かれたコースで車いすを前進、後進させ、ピンの間を擦り抜けながらタイムを競う種目で、当時は正式種目だった。小川さんは「帰国後に多くの取材を受け、メダルの価値を実感した」と振り返る。

 大田区出身。幼いときにポリオ(小児まひ)になり、下半身が不自由に。大学時代に所属していた車いすバスケットボールチームの監督に勧められ、陸上競技を始めた。八二年に市職員になってからも、仕事を終えると練習に励んだ。金メダルを獲得した後も、三十代半ばまで車いすマラソンの大会に出場した。

 企画展では、小川さんの金メダルや競技写真などを展示。会場で金メダルを手にした小川さんは「頑張れば結果を出せることを感じてほしい」と話した。

 会場には、六四年の東京五輪開催当時に、東大和市の前身の大和町が発行した広報誌も展示。五輪後に国立競技場の国旗掲揚ポールの一本が町に寄贈され、当時の町役場(現・奈良橋市民センター)に設置されたことも紹介している。

 

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