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【東京】

トキワ荘 マンガミュージアム整備費 寄付4億円超 豊島で感謝状贈呈式

寄付者への感謝状贈呈式で披露されたトキワ荘がテーマのミュージカル=いずれも豊島区で

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 豊島区南長崎に3月22日、オープンするトキワ荘マンガミュージアムの整備費に4億円を超える寄付が集まり、感謝状贈呈式が17日、としま区民センター(東池袋1)であった。トキワ荘をテーマにしたミュージカル公演もあり、オープンへの雰囲気を盛り上げた。 (中村真暁)

 トキワ荘は、手塚治虫さんや赤塚不二夫さんら著名漫画家が暮らした木造アパート。一九八二年に老朽化で解体された。ミュージアムは二階建てで、漫画家の部屋を再現するほか、関連作家の著作約千二百冊を並べた閲覧コーナーなどがある。

 総工費は約十億円。区は、工費のうち一億円の寄付募集を二〇一八年から始めた。寄付を集めるのは、みんなでミュージアムを造ろうという気持ちからで、同日現在、全国から九百四十五件、四億二千三百九十八万円が寄せられた。個人からが七百二十三件あり、担当者は「期待の高さを感じる」と話す。寄付金は運営にも使われる。

 贈呈式には、寄付者六十人を含む約百人が出席した。高野之夫区長は感謝状を手渡した後、「目標金額をはるかに超えたのは、みなさんの真心の表れ」とあいさつした。

 この日は、区を拠点に活動する劇団「ムジカフォンテ」がミュージカル「トキワ荘のユメ・未来へ!」を公演。漫画家を目指す少女らが、互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら夢を追い掛けるストーリーで「トキワ荘は多くの人の熱意で再びよみがえる。この街にいれば、何度も立ち上がれる。夢へ向かっていける」といったせりふがあり、会場は熱気に包まれた。

トキワ荘整備費を寄付し、感謝状を贈られる男性(右)

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