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【東京】

江戸屋敷の様子、書から 文京ふるさと歴史館 山岡治左衛門家の資料紹介

山岡家家系図・部分(いずれも文京ふるさと歴史館提供)

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 文京区立文京ふるさと歴史館(本郷四)で、収蔵品展「江戸屋敷に暮らした家臣 武士の家系図2」が開かれている。子孫から区に寄贈された福山藩阿部家に代々仕えた山岡治左衛門家の資料を紹介、大名家の家臣の仕事と暮らしが分かる企画だ。「武士の家系図」展は、二〇一四年に幕臣の田村家を特集して以来、二度目となる。 (井上幸一)

 江戸時代、阿部家の大名屋敷は現在の文京区西片にあった。山岡氏は近江国の戦国武将で、江戸時代初頭に一族が阿部家に仕官。幕末の当主山岡次道(つぐみち)は、幕府の老中・阿部正弘の重臣で、明治維新の際に福山城(広島県福山市)開城でも中心的な役割を果たしたという。

阿部正弘が孟子の言葉を記した直筆の掛け軸

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 展示品は約三十点で、ほとんどが初公開。阿部家家臣としてのマニュアルや、日記、幕末、明治維新期の福山藩の内情を伝える手紙などのほか、阿部正弘が孟子の言葉を書いた直筆の掛け軸や、勝海舟が山岡家に宛てた書簡もある。

 展示担当の加藤芳典専門員は「多くの武家屋敷があった文京区ならではの企画。山岡次道の兄が切腹した際の遺言状など、読んでみると興味深い資料もある」と来場を呼び掛ける。

勝海舟の書簡

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 専門員による展示解説は、二十七日、三月十日の午後二時から。参加費無料(入館料は別途)、申し込み不要。

 午前十時〜午後五時。月曜休館(二十四日は開館、翌日休館)。入館料百円。中学生以下、六十五歳以上は無料。問い合わせは、文京ふるさと歴史館=電03(3818)7221=へ。

山岡次道の日記

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