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【東京】

PC使わぬ「プログラミング教育」 配備率低い練馬区、小学校で公開授業

指示が書かれたカードを組み合わせて串団子の描き方を考える子どもたち=練馬区立大泉北小学校で

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 二〇二〇年度から小学校で、コンピューターのプログラミング教育が始まるのを前に、練馬区立大泉北小学校で公開授業が行われた。大泉北小は一八、一九年度、都のプログラミング教育推進校に指定されている。

 練馬区内の小中学校ではパソコンの配備が遅れている。区内の学校平均では、一台当たりの児童・生徒数が十四人(昨年三月末現在)。都平均は四・二人。パソコンの少なさをカバーするため、同校では、パソコンを使わない「アンプラグド」の授業を重ねてきた。

 公開授業では、二年生が紙のカードを使ってプログラミングの仕方を学習していた。「○をかきます」「その下に」「たてぼうをかきます」などと書かれたカードを組み合わせ、串団子の絵の描き方を説明する「お絵かきゲーム」。パソコンやタブレット端末なら、画面上で指示の書かれたブロックを積み重ねれば、絵が描かれる。

 五年生は家庭科で、げた箱を掃除する順番を考えた。クラス全員分のげた箱をきれいにするには「靴を取り出す」「ほうきではく」といった手順の繰り返しが必要と確認。「繰り返し」などは、プログラミングの基本だ。

 内木勉校長は「アンプラグドはプログラミング教育の入り口。論理的思考力を高めるとともに、ネットや人工知能(AI)などが発展していく社会で生き抜くための力を付けるのが狙い」と話した。

 練馬区は二〇年度から三年をかけて、区立の小中学生全員(約四万六千人)分のタブレット端末を各校に配備することを予定している。当初予算案には、約一万五千台分の約二億六千万円を計上した。 (小形佳奈)

 

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