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【東京】

新型コロナ、都が集中対策 スポーツ施設利用中止、検査拡充…

感染拡大防止の強化について発言する小池知事(中)=都庁で

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、都は26日、個人による都立スポーツ施設の利用を3月15日まで中止すると発表した。検査・医療体制の拡充など、感染拡大防止に向けて今後3週間集中的に取り組む対策についても公表した。 (岡本太)

 個人利用を中止するのは、武蔵野の森総合スポーツプラザ(調布市)と障害者総合スポーツセンター(北区)、多摩障害者スポーツセンター(国立市)のトレーニングルームと屋内プール。駒沢オリンピック公園総合運動場(世田谷区)と東京武道館(足立区)はトレーニングルーム、東京辰巳国際水泳場(江東区)は屋内プールの個人利用を中止する。利用中止の期間は延長される可能性がある。

 また、都は感染の有無を調べる検査態勢を拡充する。一部を民間に委託し、一日当たりの処理件数を現在の百二十件から最大三百四十件に増やす。

 三月二日から実施する都職員約一万人のテレワーク(在宅勤務)は週二回から週四回に増やす。小池知事はこの日の対策本部の会議で、「感染拡大を最小限に抑え込むために極めて重要な時期。あらゆる手段を講じて、患者が増加するケースを可能な限り抑制していく」と述べた。

◆千代田区立図書館、書籍など閲覧休止 きょうから

 千代田区は二十七日から、千代田図書館(九段南一)や日比谷図書文化館(日比谷公園一)など四つの区立図書館で、書籍などの閲覧を休止する。再開は三月十五日以降に状況を判断して決める。区の担当者は「不便をおかけするが、感染予防にとって大事な時期なので理解してほしい」と呼び掛けている。

 区によると、自然災害で閲覧を休止した例を除き、まとまった期間、閲覧を休止するのは初めて。書棚のあるエリアへの立ち入りが禁止され、千代田図書館に約二百七十席、日比谷図書文化館に約三百二十席ある閲覧席が使えなくなる。

 区の担当者は「千代田図書館は一日平均で約千七百人が入館する。長時間滞在する人もおり、感染リスクを下げるために必要だと判断した」と説明する。本の貸し出しはインターネット予約か、カウンターでの依頼で受け付ける。借りた本は通常通り返却できる。 (梅野光春)

◆都が労働相談110番も 

 新型コロナウイルスに関し、都は27日から、有給休暇の取り扱い、賃金支払い、ハラスメントなどについての相談を受け付ける。都労働相談情報センターの「都ろうどう110番」=電0570(00)6110=に電話をかけ、「新型コロナウイルス関連の相談」と伝える。平日午前9時〜午後8時、土曜午前9時〜午後5時。

 また、28日から、一般電話相談窓口の電話番号を「03(5320)4509」から、「0570(550)571」に変更する。日本語だけでなく、英語と中国語、韓国語でも対応する。28日からは、聴覚障害のある人向けにファクス=03(5388)1396=でも相談に応じる。いずれも午前9時〜午後9時。

 

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