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【東京】

<新型コロナ>感染防止で無料通勤バス きょうから東村山→都心へ2便運行 

無料の通勤バスを運行する銀河鉄道の山本宏昭社長=東村山市で

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 朝のラッシュ時の新型コロナウイルス感染拡大防止につなげようと、東村山市のバス会社「銀河鉄道」は十二日から、平日朝に同市と都心を結ぶ無料通勤バスを運行する。市内や近隣から通勤する人が利用できる。新型コロナの影響でキャンセルが相次ぐ貸し切りバスを、地域への還元に活用することにした。 (服部展和)

 ルートは二便。午前六時に西武線東村山駅東口を出発し、七時半ごろに新宿駅西口の東京モード学園前、八時ごろに東京駅丸の内口の新丸の内ビルディング前に到着する便と、六時半に東村山駅東口を出発し、八時十五分ごろに東京モード学園前に到着する便がある。大型観光バスの二席を乗客一人が使用し、隣の乗客との距離を確保する。車内は消毒する。今月末まで運行し、状況を見ながら継続するか判断するという。

 同社は一九九九年、子どものころからバスが好きだった山本宏昭社長(56)が設立した。東日本大震災の直後は、ボランティアの大学生ら延べ約二千人を無料で被災地に運んだ。現在は貸し切りバスと地元の路線バス二路線を運行し、山本社長も運転している。

 新型コロナの影響で小中学校などが臨時休校となり、主な収入源の校外活動用の貸し切りバスは全てキャンセルに。厳しい経営状態に陥ったが「こんなときだからこそ地元の人たちに恩返しをしよう」と運行を決めた。山本社長は「世の中が緊張感に包まれている中でリラックスできる時間を提供したい」と話す。

 利用には、前日正午〜午後四時に同社の専用ページ(http://gintetsu.co.jp/commuterbus/)から予約が必要。先着順。バス一台当たり二十二〜二十四人乗車できる。予約人数に応じて運行するバスの台数を増やすことも検討している。

 出発時刻は日によって変更になる可能性がある。問い合わせは同社=電042(398)0006=へ。

 

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