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【東京】

<論戦 都議会>20年度予算案 特別委可決 自民3年ぶり賛成

予算案への賛成理由を説明する都議会自民党の鈴木章浩幹事長(右から2人目)=都庁で

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 都議会予算特別委員会は二十五日、二〇二〇年度一般会計当初予算案を都民ファーストの会、公明、自民、立憲・民主、無所属東京みらいの賛成多数で可決した。予算案は二十七日の本会議で成立する見通し。自民が予算案に賛成するのは、小池都政一年目の二〇一七年以来三年ぶり。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、今夏の都知事選で、自民党本部が小池知事を支援する方向で最終調整を進めている。小池知事と対立してきた都議会自民党が、知事提出の予算案に賛成するか注目されていた。

 採決前の討論で、自民が白紙撤回を求める旧築地市場跡地の再開発を巡り、小池知事が二十四日の質疑で「内容を見直し、公表する」と答弁した。この点を、自民の伊藤祥広氏は「重要な決断だ」と評価し、賛成理由とした。

 自民の鈴木章浩幹事長は委員会後に記者会見し、知事の答弁について「歩み寄りがあった」という見方を示した。一方、都知事選については「予算案とは別の話」と独自候補擁立への動きに含みを持たせ、小池都政の容認ではないという姿勢も強調した。

 一方、小池知事は答弁について委員会後の報道陣の取材に「五輪が延期されることで(築地再開発の)工事が遅れることから見直しと申し上げた」と開発見直しではないと説明。両者の認識にずれがあることを示した。

 また、委員会で、共産がカジノ調査費の削減などを盛り込んだ予算の組み替えを提案し、立憲・民主は支出の再精査を求める付帯決議を提案したが、いずれも反対多数で否決された。 (岡本太)

 

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