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【東京】

エヴァ初号機、新宿ミラノ座跡地に「出撃」 工事現場の仮囲いにアート

ミラノ座跡地に出現したエヴァ初号機がモチーフのアート作品=新宿区で

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 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」ファンの「聖地」となっている新宿ミラノ座跡地の工事現場に昨年末に登場したアート作品が人気を集めている。モチーフは、主人公の少年がパイロットを務める「エヴァ初号機」。発泡スチロールを使ったアート作品で知られるアーティストの開発好明(かいはつよしあき)さん(53)が手掛けた。

スマホをかざすと浮かび上がるファンからのメッセージ

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 作品は、高さ三メートル、長さ七十七メートルの仮囲いに描かれている。例えば電化製品の梱包など、実際に使われた発泡スチロールを撮影し、それをイラストにして組み合わせて描いたもの。エヴァ初号機の色彩を引用し、そのイメージを浮かび上がらせている。

 開発さんは「電化製品などを保護する発泡スチロールは、中身を外に出したとたんに大切な物からゴミに変わる。ビルの片隅に捨てられていてもおかしくない発泡スチロールがアートとなる落差が面白い」と話す。

 エヴァンゲリオンの公式アプリ「EVA−EXTRA」を入れたスマートフォンなどを作品にかざすと、伝言板にファンが寄せたメッセージが浮き出る仕掛けもある。

 ミラノ座は一九九七年公開の劇場版のメイン上映館だった。同年公開の別の劇場版では実写の客席シーンが登場するなど、「エヴァンゲリオン」とゆかりが深い。

 ミラノ座跡では二〇二二年度開業予定の複合商業ビルが建設中。事業者の東急と東急レクリエーション、新宿区が、歌舞伎町の文化発信や魅力向上を目的に、アート作品の制作を企画した。 (中村真暁)

 

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