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【週替わりランチ】

エンテツさんの大衆食堂ランチ まえ田食堂(カレーライス)

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◆「年季」が入った味わい

 浅草寺周辺の食堂が登場するのは、今回で4軒目だろうか。大衆的な飲食店が充実しているのは、「浅草の観音様」と共に庶民に親しまれてきた土地柄ならではだろう。近年は国際的な観光都市として大にぎわいだが、その姿は変わらない。

 食堂の前には大衆演劇の木馬館と浪曲の定席がある木馬亭が並ぶ。入り口に、「創業明治四十年昔ながらの食堂」の看板があり、牛すじ煮込みとおでんの大なべが鎮座している。店内では、レンタル着物姿の若い女性が片言の日本語で食堂の方とやりとり、その隣では馴染(なじ)み客があじふらい定食などを頼み、別のテーブルでは普段着姿の男性客が生ビールを飲んでいる。そういう光景が普通なのだ。

 ここではいつもカレーライスが食べたくなる。いまでは珍しくなった昔の黄色いカレーライスに近く、やはり「年季」としか言いようのない味わい深さがあって、身も心もあたたまる。新しい年へ向かっての気構えもできた。

 (大衆食堂の詩人 遠藤哲夫)

 ◇東京都台東区浅草2の3の27。営業時間10〜18時、木曜休み。牛すじ煮込み600円、やきめし750円、おでん(7個)700円、カレーライス700円、あじふらい定食850円など定食各種。らーめん600円、うどん・そば550円から麺類各種、メニュー豊富

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