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【親子でぶらり 学べるスポット】

川口市立科学館(埼玉県川口市) 触れて、尋ねて 科学の楽しさ

15メートル離れたパラボラ型装置に向かい小さな声で話すと、向かい合わせのアンテナで聞くことができる

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 「?」。川口市立科学館に展示されている器具や実験設備を前に少し戸惑った。器具のハンドルを回したり、「強」「中」「弱」と書かれたボタンを押したりすれば動きそうだとは分かるが、使い方はおろか、器具の名前や原理の説明も全くない。

 「子どもたちには、まず触れて、動かしてほしい。『どうして?』と不思議に感じたら、常駐のインストラクターに尋ねてもらいたい。そこから生まれるコミュニケーションを大切にしたいんです」。副主幹の石黒裕也さんはあえて説明を省いた狙いを話す。

 等間隔に並ぶ長さの違う複数の振り子を同時に揺らすと、蛇のような動きをしたり二重らせんの動きをしたりする。ペンデュラム・ウェーブと呼ばれ、見ているだけで楽しいが、どうしてこうなるのか尋ねよう。

 上に向けて強風を吹き出す送風口に軽いボールを載せると、宙に浮く。このボールは風向きを少し斜めにしても落ちてこない。なぜだろう。

 太陽をメインテーマにした展示室では「力」「光」「水」「大気」「生命」の5つのサブテーマで、体験装置が約40種類、展示されている。白い小道具が偏光板を透かして見るとカラーになったり、15メートルほど離して置かれたパラボラ型装置を使って会話したり、多様な体験が可能だ。晴れた日なら太陽望遠鏡が捉えた太陽の姿がライブで見られるモニターも。

 日曜・祝日にはサイエンスショー、土曜には天文台ガイドツアーや無料科学工作などのプログラムがあり事前に調べて出掛けたい。 (仁賀奈雅行)

◆ひとこと

 「装置を動かして感じた科学の不思議さを、インストラクターだけでなく、ご家族のコミュニケーションのきっかけにしていただければ」と石黒さん。

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 ★メモ 埼玉県川口市上青木3の12の18、SKIPシティ内。JR川口駅からバス、川口市立高校下車徒歩5分。入館料一般200円、小中学生100円。開館9時半〜17時。原則月曜休館。プラネタリウムは原則木曜と土日祝日に投影。観覧料一般410円、中学生以下200円。(電)048・262・8431

●足を延ばせば…

 ★SKIPシティ映像ミュージアム 川口市上青木3の12の63、SKIPシティ内。JR川口駅からバス、川口市立高校下車徒歩5分。映像、放送の歴史や仕組みなどを学べる体験型ミュージアム。撮影、映像の合成、アニメ制作、アフレコ体験のほか、土日祝日にはアナウンサー体験も。入館料大人510円、小中学生250円。原則月曜休館。(電)048・265・2500

 ★彩の国くらしプラザ SKIPシティ内。「触れてみよう☆試してみよう☆参加しよう」をコンセプトにした消費生活専門の体験型施設。おつかいの体験など子ども向けプログラムに加え、勧誘電話や訪問販売など悪質商法への対処法も。クイズなどを楽しむシアターも人気。入館無料。原則月曜休館。(電)048・261・0993

 

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