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【親子でぶらり 学べるスポット】

小菅フィッシングヴィレッジ(山梨県小菅村) 川釣り 手ぶらで格安に

(右)元気なニジマス。引き味は抜群だ(左)早春の小菅フィッシングヴィレッジ=いずれも山梨県小菅村で

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 新緑が輝き、水ぬるむ春。こんな季節の楽しみといったら魚釣りだろう。手ぶらで格安料金で楽しめる家族向けのマス釣りの施設があると聞いて山梨県小菅村に出掛けた。

 小菅村は東京の水がめ・奥多摩湖の上流に位置している。山梨県に属すが、分水嶺である大菩薩嶺の東側にあり、地勢的には東京の奥座敷という呼び方がぴったりする。村内を流れる小菅川は多摩川の支流のひとつ。

 この小菅川に造られた村営の小菅フィッシングヴィレッジが目的の施設だ。エサ釣り、ルアー、フライ、テンカラとさまざまな釣り方ができるように川が仕切られているが、子ども連れならば、まずはエサ釣りに挑戦するのがいい。

 貸し竿(ざお)を持って水辺に行くと、目の前で魚を放流してくれる。養殖魚なので初心者でも簡単に釣れて、尾数制限がないのがうれしい。10匹でも20匹でも持ち帰りが自由で、釣った魚は係員がはらわたを取るなどの処理をしてくれる。河原で炭火で焼いて食べる魚は絶品だ。

 料金はニジマスなら大人1日券が3000円。中学生以下は同1500円。中には30匹も持ち帰る人もいるそうだ。希望すれば、別料金でヤマメやイワナも釣って遊べる。初心者向けテンカラ教室などを開催することもある。

 小菅村漁協は、繊細なヤマメの人工ふ化に全国で初めて成功したことで有名。約20年前に小菅川の一部2キロほどを、釣った魚を放すキャッチアンドリリース区間に設定した。首都圏では初めての挑戦だったが、今では食べるよりも釣る楽しみを選ぶ太公望が集まり、大変なにぎわいを見せている。 (坂本充孝)

◆ひとこと

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 小菅の湯に隣接して道の駅が完成。源流レストランは店内に石窯があり、ベテランシェフがつくるピザがおいしい。物産館には、イワナの薫製なども。

 ★メモ 山梨県小菅村4383の1。電車・バス利用は、JR青梅線奥多摩駅から西東京バス小菅の湯行きに乗り「小菅村村営ファミリー釣り場」で下車。約50分。車利用は青梅ICから70分、大月ICから約40分、上野原ICから約45分。営業時間7〜17時。(電)0428・87・0837

●足を延ばせば…

 ★小菅の湯 小菅村3445。村営の日帰り温泉施設。高アルカリ性温泉で美肌になる「美人の湯」として評判も高い。五右衛門風呂、寝湯など9種類の風呂が楽しめる。入館料(3時間)で大人620円、小学生以下310円。営業10〜19時(11〜3月は18時まで)。毎週金曜定休。8月と11月は第4金曜日のみ定休。(電)0428・87・0888

 ★第32回多摩源流まつり 5月4日11時から、第一スポーツ広場で村内最大のイベントとして開催される。特産品の販売、マスのつかみどりなどがあるほか、夜は巨大な薪(まき)を焼き上げる「お松焼き」や約2500発の花火の打ち上げも。JR奥多摩駅と会場を結ぶ臨時シャトルバス(奥多摩駅発9時30分、12時40分)を運行。詳細は同実行委員会(電)0428・87・0111。

 

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