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【限定 要チェック!】

流派越え名作・創作・怪談 お江戸深川大講談まつり!(江東区)

出演する神田織音さん(右)と神田山緑さん

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 今一番チケットが取れない講談師−と評判の神田松之丞さんの登場によって、講談は明治以来のブームの兆し。改めて講談の魅力を知りたい向きにはうってつけのイベント。東京の主流「神田」「一龍斎」「宝井」「田辺」の4流派が、流派の垣根を越えて集結する初の講談フェスティバル「お江戸深川大講談まつり!」が15日、江東区文化センターで開かれる。予約も木戸銭も不要だ。

 来年の東京五輪開催に伴い、世界に文化をアピールする「江東・和の伝統芸能体験プロジェクト」の一環。江東区には、名作「四谷怪談」の作者・鶴屋南北や忠臣蔵の登場人物らが住んでいたことから、講談にゆかりが深いこともあって企画された。

 講談は落語とは違って、史実に基づき、難しいイメージを持たれがち。しかし、独特の調子や歴史上の人物を生き生きと描く熱のこもった表現に、いつの間にか引き込まれる。釈台を張り扇でパパンッとたたく響きは快感にもなる。

 「〜大講談まつり」では5人の講談師(神田織音(おりね)さん、神田山緑(さんりょく)さん、宝井梅湯(うめゆ)さん、一龍斎貞鏡(ていきょう)さん、田辺銀冶(ぎんや)さん)が名作・創作・怪談など多彩な演目を披露してくれるほか、体験プログラムも充実。張り扇を作成できたり、プロの指導で「忠臣蔵」「三方ケ原軍記」の一部を読んで、講談師気分も味わえる。プロ指導による講談体験は3回予定、1回25人限定。当日11時45分から整理券配布。

 講談にゆかりのあるせんべい店など老舗の出店もあり、会場は講談づくし。帰るころには口調も講談風になるかも。 (村手久枝)

◇江東区文化センター:江東区東陽4の11の3。2階の談話ロビー、サブ・レクホールなどで開催。12〜16時。整理券配布場所は展示室入り口。問い合わせは(電)03・3644・8111

 

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