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【国際】

ICPO総裁が行方不明 中国帰国後連絡取れず 仏紙報道

孟宏偉総裁=ロイター・共同

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 【パリ=竹田佳彦】国際刑事警察機構(ICPO、本部・仏リヨン)の孟宏偉(もうこうい)総裁が九月末から行方不明になり、フランス当局が捜査を始めたことが分かった。仏メディアが五日、一斉に報じた。

 孟氏は中国出身で、仏紙ルモンドによると、九月二十五日に中国へ行った後に連絡が取れなくなり、仏国内の家族が四日、警察に相談した。捜査関係者は同紙に、何らかの理由で中国当局に拘束されている可能性を示唆した。

 香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは、関係者の話として「中国に到着直後、聴取のため規律当局に拘束された」と伝えた。詳細は不明。

 孟氏は中国海警局の初代局長や公安省次官を経て、二〇一六年に中国人として初めてICPO総裁に就いた。中国が国外への亡命者や反体制派の取り締まり強化のため、ICPO内での影響力拡大を図っているとの見方がある。任期は四年。

 中国では三日、六月から行方不明だった有名女優が、脱税で税務当局に罰金や滞納金の支払いを命じられたことが判明。取り調べで拘束されていたとみられる。

 

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