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【国際】

パリ抗議デモ 412人拘束 放火、略奪 混乱拡大

 【パリ=共同】フランスで一日行われた燃料税引き上げなどに抗議するデモは、パリで破壊行為や放火、略奪が相次ぐ極めて異常な事態となった。同国メディアによると、警察当局は二日、パリでの拘束者は四百十二人、負傷者は警官二十三人を含む百三十三人に上ったと発表した。政府は「過激派」がデモに乗じて暴力行為を繰り広げたと非難した。内務省によると一日のデモ参加者は全国で約十三万六千人。

 マクロン大統領は一日、訪問先のアルゼンチンでの記者会見で「暴力は決して受け入れられない」として犯人らの刑事責任を追及すると強調。二日の帰国後、フィリップ首相やカスタネール内相らと緊急に対応を協議した。フィリップ氏は、ポーランドでの国連気候変動枠組み条約第二十四回締約国会議(COP24)への出席を取りやめた。

 パリでは十一月二十四日に大規模な衝突が起きたシャンゼリゼ大通りを警察が厳重に警備したが、周辺の広場や通りでデモ隊と警官隊が衝突した。凱旋(がいせん)門は落書きだらけとなり、内部に侵入した人たちが像を壊すなどした。

 車への放火や銀行、店舗の破壊、略奪も続発。警察は催涙ガスや放水で対応したが、ルーブル美術館に近いチュイルリー公園周辺や、セーヌ川に近いトロカデロ広場周辺などにも混乱は拡大し、多くの地下鉄駅が閉鎖された。

 

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