東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

エチオピア機墜落で運輸相 「インドネシア事故と類似点」

 【ナイロビ、ニューヨーク=共同】エチオピアのダグマウィット運輸相は十七日、墜落したエチオピア航空の最新鋭旅客機ボーイング737MAX8のフライトレコーダー(飛行記録装置)を分析した結果、昨年十月にインドネシアで起きた格安航空会社(LCC)ライオンエアの同型機墜落との間に「明白な類似点」があると明らかにした。AP通信が報じた。

 暫定調査の報告書を一カ月以内に公表するという。同型機は既に世界各地で運航が一時停止されているが、二件の事故の原因が機体の不具合と判明した場合、ボーイング社の経営への打撃は避けられないとみられる。

 一方、米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は十七日、連邦航空局(FAA)が737MAXを承認した経緯に問題がなかったか、米運輸省が異例の調査を実施していると報じた。調査はライオンエアの事故を受けて開始。機体が失速するのを防ぐ安全装置を承認する際、FAAが適切な設計基準や技術的分析を用いたかどうかを判断するという。

 ボーイングのミュイレンバーグ社長兼最高経営責任者(CEO)は十七日、エチオピア当局の調査に引き続き協力する姿勢を示した上で「(自動失速防止装置の)ソフトウエアの更新と操縦訓練の見直しに向けた仕上げをしている」との声明を出した。

 ダグマウィット氏によると、飛行記録装置の状態は良好で、フランスの航空事故調査局(BEA)が中心となり、ほぼ全てのデータを取り出すことに成功した。

 エチオピア航空機とライオンエア機は、いずれも離陸直後に墜落した。ライオンエア機の事故でインドネシアの国家運輸安全委員会は昨年十一月末、暫定報告書を公表。機体の制御に必要なデータを計測する機器が故障し、自動的に機首を下げるシステムが作動していたと指摘した。

 737MAX8は燃費性能に優れ、ボーイングの人気機種の一つ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報