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【国際】

正恩氏、権力強化か 来月11日最高人民会議

 【北京=城内康伸】朝鮮中央通信は二十二日、北朝鮮の最高人民会議(国会に相当)の常任委員会の決定として、同会議第十四期第一回会議が四月十一日に平壌で開かれると伝えた。今月十日の選挙で当選した代議員による初の会議で、改憲を通じ、指導体制を改編する可能性がある。

 先の選挙では、金正恩朝鮮労働党委員長は、立候補を辞退したとみられる。一九四八年の初選挙以来、最高指導者が代議員に選出されなかったのは初めて。新たな代議員による会議で、正恩氏の権力強化に向け、新ポストが設けられるとの観測が出ている。

 元駐英公使で韓国に亡命した太永浩(テヨンホ)氏はブログで「正恩氏の職位である国務委員長(を存続する)にしても、他の職位を新たにつくるにしても、正恩氏が国家元首であることを明白に憲法に反映する方向で改正するのではないか」と指摘している。現行憲法では、九十一歳の金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長が対外的に国家元首の役割を担っている。

 北朝鮮は二〇一二年四月の最高人民会議で憲法を改正して、同国を「核保有国」と明記した。正恩氏は昨年春以降、米朝や南北首脳会談などで、非核化の意思を重ねて強調。四月の会議では、非核化の方針の取り扱いも焦点の一つとなる。

 

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