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【国際】

ゴーン氏、取締役6月辞任 ルノー取締役会 不正2件通報

 【パリ=竹田佳彦】フランスの自動車大手ルノーは三日、パリ郊外の本社で取締役会を開き、前最高経営責任者(CEO)兼会長、カルロス・ゴーン被告=会社法違反(特別背任)などの罪で起訴=が、六月の株主総会で取締役を辞任することを決めた。ルノーでの不正疑惑に絡む内部調査結果も報告し、二件について司法当局に通報したと明らかにした。 

 ルノーによると、二〇一〇〜一八年を対象に実施した内部調査では、報酬自体では問題が見つからなかったが、ゴーン被告の関与した支出に絡み、倫理規定に抵触する可能性があるものが見つかったと指摘した。

 仏司法当局に通報した二件は、パリ近郊のベルサイユ宮殿の離宮で開いたゴーン被告の結婚披露宴に絡む疑惑と、ルノーおよび日産の企業連合(RNBV)と取引があるオマーンの販売代理店にゴーン被告直轄の予算から不審な支払いがあった問題。「RNBVの財政面での透明性と支出手続きに深刻な欠陥があった」などと指摘した。

 取締役会では辞任予定のゴーン被告の報酬として、一八年の固定分百万ユーロと、変動分二十二万四千ユーロを算出。ただ、不正に関与した疑いで、変動分は株主総会で否認するよう勧告する。年金の一部は支給要請を受けて判断する。

 ゴーン被告の代理人は二日夕(日本時間同日深夜)「ルノーからオマーンの販売代理店への支払いは商業目的以外に使われていない。本人や家族はいかなる利益も得ていない」と主張した。

 

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