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【国際】

イスラエル軍兵士 37年ぶり遺体返還 首相、選挙の追い風に?

 【カイロ=奥田哲平】イスラエル軍は三日、一九八二年のレバノン侵攻の際に行方不明になった軍兵士の遺体が三十七年ぶりに見つかり、家族に返還されると発表した。ネタニヤフ首相は九日に実施される総選挙で自身の汚職疑惑を巡って苦戦しており、追い風になりそうだ。

 ロイター通信によると、兵士は戦車乗組員だったザカリー・バウメル一等軍曹で、イスラエル軍が侵攻したレバノン東部で八二年六月、戦闘中に消息が途絶えた。遺体は数日前に航空機で運ばれ、DNA鑑定で本人と確認したという。ネタニヤフ氏は情報機関に謝意を示した上で「最も感動的な瞬間の一つだ。彼は間もなく永遠の休息につけるだろう」と歓迎した。

 軍報道官は遺体の入手経緯を明らかにしていないが、地元メディアは当時の交戦国だったシリアが遺体を保管し、ロシアが返還に協力した可能性を伝えた。ネタニヤフ氏は四日にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談する。

 

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