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【国際】

「天安門事件想起させる」 中国四川省で酒造者有罪

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 【上海=浅井正智】中国四川省で「八酒六四」と名付けた蒸留酒の白酒(バイジウ)をつくったとして、製造者四人に有罪判決が言い渡された。中国語で「酒」の発音は「九」と同じで、酒を九に置き換えると「八九六四」。商品名が、一九八九年六月四日に起きた天安門事件を連想させるという理由で「騒乱挑発罪」に問われた。

 米政府系ラジオ・自由アジア放送(RFA)などによると、酒のラベルには「八酒六四」と書かれ、値段も八十九元六十四角(約千五百円)に設定。製造者四人は二〇一六年に逮捕され、当局は「国家政権転覆扇動罪」で起訴、その後、騒乱挑発罪に切り替えた。判決は今月に入って別々に言い渡されたもようで、責任者が禁錮三年、執行猶予五年、ほかの三人もいずれも有罪判決を受けた。事件から三十年を前に、当局が過敏になっていることがうかがえる。

 

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