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【国際】

墜落、誤作動認める ボーイング、センサー異常

 【ナイロビ、ニューヨーク=共同】エチオピア航空の最新鋭旅客機ボーイング737MAX8の墜落事故で、同国運輸省は四日、機首の角度を測るセンサーに異常があり、離陸直後に操縦士の意思に反し機首が何度も下がっていたとの暫定調査報告書を発表した。ボーイングのミュイレンバーグ最高経営責任者(CEO)は声明で、失速防止のため機首を下げる装置が「(センサーからの)不正確な情報がもとで起動したのは明らかだ」と述べ、誤作動を認めた。

 ミュイレンバーグ氏は昨年十月にインドネシアで起きたライオンエアの同型機事故でも同じ装置の誤作動が起きていたと確認。一方でいずれの事故でも誤作動と墜落の因果関係については触れなかった。

 エチオピア民間航空局や米運輸安全委員会は回収したフライトレコーダー(飛行記録装置)などを分析。機体の左右にあるセンサーの測定する数値が異なっていた。機首が自動的に四回下がり、機長は副操縦士に対し「機首を上げろ」と三回伝えていたという。

 エチオピアのダグマウィット運輸相は四日に操縦士に過失はないとの見方を示した。

 ボーイングはソフトウエアを更新し、米連邦航空局(FAA)から改修した装置の承認を得られ次第、実際の改修を進める。経営への打撃を最小限に食い止めたい意向だ。

 エチオピア機は三月十日、首都アディスアベバから隣国ケニアの首都ナイロビへ向かうため離陸し、六分後に墜落。百五十七人の乗客乗員全員が死亡した。

 

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