東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

6月末まで離脱再延期を 英首相、EU大統領に要請

 【ロンドン=藤沢有哉】英国のメイ首相は五日、欧州連合(EU)離脱期日を現状の十二日から六月三十日に再延期するようEUのトゥスク大統領に要請した。EUは十日の首脳会議で再延期の可否を協議するが、英BBC放送はトゥスク氏が、再延期期間を一年とした上で期間短縮を認める案を英国側に示す方針と伝えた。

 メイ氏はトゥスク氏へ宛てた書簡で、合意案が英下院で可決されたとしても、批准手続きなどに時間がかかることなどを理由に再延期を要請。合意案が批准されれば、期日を待たずに離脱することをEU側に提案するとしている。

 五月二十三〜二十六日の欧州議会選挙については参加準備に入る可能性を表明。ただ、再延期期日は新たな欧州議会の会期が始まる七月より前に設定しており、メイ氏は選挙前に離脱を実現させたい考えだ。

 離脱の再延期には、英国以外のEU加盟全二十七カ国の承認が必要。BBCは五日、EU高官の話として、トゥスク氏が離脱再延期期間を一年としつつ、合意案が批准されれば期日前の離脱を認める案を英国に提示する方針と伝えた。

 英国の離脱期日は当初、三月二十九日だったが、下院は合意案のうち離脱条件を定めた協定案を否決。「合意なき離脱」を回避するには、四月十二日までに代替案をEUに示すことが求められている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報