東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

米、革命防衛隊テロ指定 軍事部門は初 イラン影響力阻止へ

 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米政権は八日、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」をテロ組織に指定した。外国政府の軍事部門の指定は初めてで、革命防衛隊への物資提供などが禁じられる。イランの影響力拡大を阻止する狙いだが、イランが反発するのは確実で関係悪化が深刻化する懸念もある。

 革命防衛隊は、シリアのアサド政権やアフガニスタンの反政府勢力タリバン、イエメンのイスラム教シーア派武装組織フーシ派を支援。弾道ミサイル開発に関与しており、トランプ政権は革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」幹部らに経済制裁を実施してきた。

 革命防衛隊は、イラン正規軍とは別に陸海空軍を持ち、兵力約十二万五千人。関連企業を通じて、経済活動も活発に行っている。テロ組織指定で海外との取引を禁じることで、イラン経済に打撃を与える狙いもある。

 トランプ政権は昨年五月、イラン核合意からの離脱を表明。離脱に伴ってイラン産原油禁輸の制裁を再発動し、日本などにも足並みをそろえるよう求め、圧力を強めている。

 米メディアによると、テロ組織指定を巡っては、中東で活動する米軍部隊が危険にさらされるとして米国防総省に慎重論があった。

◆「報復」と警告

 【テヘラン=共同】米政府がイラン革命防衛隊のテロ組織への指定を発表したことについて、革命防衛隊の幹部は八日、「米国は決定を後悔するだろう。われわれは報復する」と警告した。共同通信の取材に答えた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報