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【国際】

正恩氏「制裁に屈せず」 中央委総会、軍事挑発言及なし

 【北京=城内康伸】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は十一日、朝鮮労働党の中央委員会総会が十日に開かれたと伝えた。金正恩(キムジョンウン)党委員長は「制裁でわれわれを屈服させることができると誤解している敵対勢力に、深刻な打撃を与えるべきだ」と述べ、国際社会による制裁圧力には屈しない姿勢を強調した。ただ軍事的な挑発に関する言及はなかった。

 同通信によると、正恩氏は二月末にハノイで行われ物別れに終わった二回目の米朝首脳会談について「会談の趣旨と党の立場」を明らかにしたという。同通信は具体的な内容には触れなかった。

 正恩氏は「経済強国建設が主たる政治的課題」だと指摘。「自力更生はわが国独自の社会主義存立の基調であり前進の動力で、革命の存亡を左右する永遠の生命線だ」と力説した。「自力更生」を重ねて語り、制裁解除の見通しが立たない中、自らの力で経済を立て直すよう国民に訴えた。

 一方、制裁を続ける米国を名指しで批判することは避けており、核実験とミサイル発射実験を中止する方針は続ける構えとみられる。

 中央委総会では、朴奉珠(パクポンジュ)首相が新たに党副委員長に選出されるなど党人事が断行された。十一日開催の最高人民会議(国会)で、大幅な政府人事が行われることが予想される。

 

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