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【国際】

正恩氏、国務委員長再任 崔竜海氏がナンバー2に

 【北京=城内康伸】北朝鮮は十一日、国会に相当する最高人民会議を平壌(ピョンヤン)で開き、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長を政策決定機関である国務委員会の委員長に再び選出した。また九十一歳と高齢で一九九八年以来最高人民会議常任委員長を務めてきた金永南(キムヨンナム)氏の後任に、正恩氏側近の崔竜海(チェリョンヘ)党副委員長を選出した。朝鮮中央通信が十二日報じた。同会議は十二日も続く。

 初日の会議では憲法改正が行われており、正恩氏が対外的な国家元首の役割を兼ねる方向で改正された可能性もある。これまで対外的な国家元首は、憲法で最高人民会議常任委員長と定められていた。

 崔竜海氏は新設の国務委員会第一副委員長にも選ばれ、事実上のナンバー2の地位を固めた。最優先課題の経済立て直しを担う首相は、朴奉珠(パクポンジュ)氏から金才竜(キムジェリョン)党慈江道(チャガンド)委員長に交代した。

 韓国の聯合ニュースによると、楊亨燮(ヤンヒョンソプ)最高人民会議常任委員会副委員長は開会の辞で、「党の戦略的路線を輝かしく貫徹し、国家核武力完成の歴史的大業を成し遂げた」と、正恩氏が二〇一七年十一月に明らかにした立場を再び語った。

 対米関係には触れず、軍事挑発を示唆する発言も伝えられなかったが、核保有をちらつかせることで、制裁を続ける米国の反応をうかがったとみられる。

 正恩氏は初日の会議に出席しなかったもようだ。

 

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