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【国際】

ノートルダム大聖堂 仏大統領「5年内で再建」

 【パリ=竹田佳彦】フランスのマクロン大統領は十六日夜(日本時間十七日未明)にテレビ演説し、前日に大火災が起きたパリのノートルダム寺院(大聖堂)を「五年以内で再建する」と表明した。五年後の二〇二四年にパリで開催されるオリンピック・パラリンピックに間に合わせたい考えだが、専門家からは修復は長期化するとの見方も出ている。 

 マクロン氏は「大聖堂を再び美しく再建する。これから五年間で成し遂げたい」と発言。「火災はわが国の歴史が決して立ち止まらず、常に試練に打ち勝つことを思い起こさせてくれる」と述べ、国を挙げての連帯を呼びかけた。

 マクロン氏は昨年十一月以来、パリなど全土で続く激しい反政権デモを収拾するための新たな政策を発表する演説を十五日夜に予定していたが、火災を受けて急きょ取りやめた。マクロン氏は「今はまだその時ではない。数日中に発表する」と述べた。

 鎮火後初めて大聖堂の内部が十六日、一部公開された。大火災による被害額は判明していないが、既に仏国内外の資産家や大企業、自治体が再建に向けた寄付を表明した。同国メディアによると総額は八億ユーロ(約一千億円)に達した。政府は十七日に閣議を開き、今後の対応を検討する。

 

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